出来ることなら隠れたい…⑥ (ページ39)

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《深澤side》

深澤「おはよー！！」

『おはよ』

深澤「早速、着替えてもらっていい？」

『はーい』

事務所内の指定されたスタジオに入ってきて、カメラが回ってても動じないA。

まだスイッチ入れてないからか、抵抗せずに素直に着替えてくれる。

ボトムスは黒のダメージジーンズ(ちょい太め)、トップスは白のパーカーに青のライダース、足元はNIKEの白のハイカットスニーカー。

さすがに服装はボーイッシュにしたんだけど、ウィッグは茶髪のロングヘア、いつものナチュラルメイクではなくバッチリメイクにしてもらう。

『ふっか、出来たよ』

深澤「マジ？じゃあ出てきてもらおうかな」

絶対似合ってるんだろうけど、心の準備をする。

『…お待たせ〜』

深澤「はっ…マジで可愛いじゃん！」

『服装、ありがとね？』

深澤「ううん！それも好き！」

『そっか(笑)』

深澤「今日は辰哉って呼んでね？」

『えぇ？そこも？』

深澤「バレたくないから！」

『そっか』

深澤「あのカメラさんがバッグにカメラ隠しながら付いてくるらしいんだけど、あとは自撮りだって」

『辰哉にカメラはまかせるよ』

深澤「うぇ〜、破壊力やばー」

『慣れろ(笑)』

この見た目で辰哉呼びは惚れる(笑)

翔太に申し訳ない気持ちになるわ〜。

でも、今日は思いっきり楽しむもんね！！