出来ることなら隠れたい…⑥ (ページ48)

今日:51 hit、昨日:76 hit、合計:57,041 hit

298 ページ48

《目黒side》

『蓮、誕生日おめでとう』

目黒「へ？…ありがとう」

誕生日にLINEくれたし、油断してた。

メンバーからのプレゼントとは別に、毎年必ず姉としてのプレゼントをくれる。

目黒「開けていい？」

『いいよ』

少し重い紙袋を受け取って、中の箱を開ける。

目黒「おぉ、おしゃれなグラス」

『それ、蓮の家に行ったら私が使いたいグラス』

目黒「え？それってプレゼントになる？」

『うん(笑)』

目黒「ありがとう。今度、一緒に使おう？」

『どういたしまして。その時はお酒買ってくね？』

目黒「じゃあおつまみ作って待ってる」

『絶対ドラマ終わったら行くから！』

目黒「うん！あ、しょっぴーはいらないよ？」

『たまには2人もいいかもね』

目黒「しょっぴーは拗ねるだろうけど(笑)」

『ふふっ(笑)』

俺からお姉ちゃんを奪っといて、すぐに怒るんだから。

Aと2人でまったり過ごせる時間、すげー好きなのに。笑

しょっぴーのこと言えないくらい、俺も重いわ(笑)

マジでAがお姉ちゃんでよかったと思う。

生まれた時から、絶対に変わらない関係。

今はメンバーという肩書きが増えたけど、俺のお姉ちゃんはこの世にAだけ。

どこに出しても恥ずかしくないくらい人として出来てる。

お姉ちゃんっていう絶対的な立ち位置にいてくれるから、しょっぴーみたいに不安になることもない(笑)

どこの男と笑ってても、俺のお姉ちゃんであることは揺るがない！

はぁ〜、俺もシスコン控えないとヤバいわ…